英語【〜偏差値55-60編④〜】
こんにちは。
前回までで、解釈の学習から演習までの流れについて触れました。
最後に、この段階でやっておくべき単語や熟語について言及しておきます。
前回までで説明した解釈→演習の流れをしっかりとこなせば、英語を読む力は偏差値60クラスを間違いなく超えるでしょう。
しかしながら、最低限の単語知識がなければ英文は読めません。
その為、解釈や演習の学習と同時進行で、単語や熟語をやっておきましょう。
以前、単語帳については簡単にまとめました。
この際、僕は『システム英単語』を使用していたと書きました。
『システム英単語』の良い所の一つが、単語がレベル別に分かれているところです。
他の単語帳でもレベル分けされているものは沢山ありますけどね。
そこで、レベル別に分かれている単語帳を使用している場合、この段階では『センター英語』くらいまでの単語を覚えておきましょう。
シス単で言えば第2章までです。
ただ、使う単語帳は別に何であっても構いません。レベル分けに拘る必要も無く、自分に合ったものを選びましょう。
偏差値50−55編で『Next Stage』の様な文法書は一冊やっておきましょう、と書きました。
この段階では、その手の文法書を二周目終わらせるくらいまで進めていると理想的です。
もちろん全て覚えている必要は無いし、それは厳しいでしょう。
抜けているところがあっても良いので、何周も回すことが大事です。
その際にやっておくと良いのが、しっかりと出来た問題と出来なかった問題を区別する事です。
出来なかった問題にチェックをつけておいたりすると、何周も回していくにつれてペースが非常に早くなります。
完全に出来ている問題を何回も見るのは非効率的ですからね。
ぜひ、効率的な勉強を心掛けましょう。
この位から、熟語にも手を出し始めましょう。
『Next Stage』の様な文法書をやっていると熟語も多々出てきますが、それとは別に熟語帳を一冊準備した方が良いです。
別記事で熟語帳についてもまとめようと思いますが、僕は『解体英熟語』を使用していました。
Z会出版
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非常に使いやすい熟語帳なので、オススメします。
さて、偏差値40台から50−55、55−60と三段階に分けて記事を書いてきましたが、ここまでやり切れば間違いなく貴方は英語上級者の域に達しています。
センターレベルなら十分解けるくらいの実力は付いているに違いありません。
そして、僕自身の経験として、この辺りからある変化がありました。
それは、英語を読むのが面白くなってきたのです。
今まではほとんど上手に読み進められなかったのが、意外とスイスイ読めるようになり、英語を好きになり始めたのがこの時期でした。
そうなればこっちのものです。
勉強を楽しいと感じるのは受験勉強において大事ですからね。
さて、以上で偏差値55−60編は終わりです。
更なる成績向上を目指して、頑張っていきましょう。