英語【〜偏差値55-60編②〜】
こんにちは。
前回は、英語偏差値55〜に挑戦する人に向けての心構えを書いてみました。
今回は、具体的な学習内容について言及していきます。
さて、ここまでの段階で英語の基礎は身につけているはずです。
ここからは、しっかりと文章を読むトレーニングを積む必要があります。
その為に使うのが『解釈系』の参考書となります。
解釈系の参考書とはどういったものかと言いますと、有名な『ビジュアル英文解釈』『ポレポレ』などや、偏差値50−55編でオススメした『基本はここだ!』もこの分野に入ります。
その中でオススメがあるのかと言われましたら、確かに個人的なオススメの本はあります。
しかしながら、このくらいのレベルの参考書になってくると、一癖も二癖もある本が非常に多くなってきます。
基礎編でオススメしたくらいの本であれば基本的にはレベルも高くなく万人受けすると思われますが、ここまで来ると少し話が違ってくるんですね。
それではどうするのか?
自分に合った1冊を見つけ出しましょう。
以前、参考書選びのコツについての記事を書きました。
ここに書いてある感じで、色々な本をパラパラっとで良いので読んでみて、本当に自分に合う1冊を見つけ出す事が効率の良い勉強へ向けての一歩です。
とは言っても、これではあまりに投げやり過ぎるので、選ぶ際の手助けとなれる様にいくつかオススメの参考書を下にまとめておきます。
ここに書く参考書以外でも良質なモノは沢山存在しますが、一つの例として見てもらえればと思います。
駿台文庫
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言わずと知れた英文解釈系の王道本。
発売からかなりの年月が経つものの、未だに支持されるのにはそれなりの内容故でしょう。
内容としては確かに素晴らしい。
この本をマスターすればハイレベルな英語力を身につけることが可能です。
しかしながら、最近はカラフルで読みやすい本が多くあるので、その点では少し読みにくさを感じるのがバッドポイント。
ハマる人にはハマる本なので、一度手にとって読んでみて欲しいです。
代々木ライブラリー
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この本を載せるかどうかは悩みました。
僕は、この本で英語の全てを学び、偏差値70を超えるまでの実力を身につけたと言っても過言ではありません、
それくらい僕にとっては思い入れが深いし、英語だけでなく他の科目にも通じる論理的な思考も学べました。
しかしながら、非常に好みが分かれる参考書です。
小難しい内容が多く、最初やっている時はチンプンカンプンでした。
それでも段々と進めて行く内に理解できる様になり、最終的には英語の本質を学べた気がします。
こんな感じなので、試験まで時間が無い!という人には少し危険かもしれないという事はハッキリ言っておきます。
ですが、前書きだけでも読んでもらって、その文章に何か感じるものがあればぜひ試してもらいたいです。
桐原書店
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こちらもまた解釈系としては非常に評価されている本ですね。
上の2冊と比べるとクセは弱めなイメージですが、それでも一癖二癖あります。
僕は友達のものを借りて読んだ程度でしっかりと使う事はありませんでしたが、十分オススメできる内容です。
他にもいくつか挙げようかと思ったのですが、この3冊が僕の中ではダントツでした。
3冊ともクセが強い本ですが、『良薬口に苦し』と言うように、良い本はその分クセが強いのかもしれません。
恐らく、この段階が英語において最も行き詰まる段階だと思います。
今まではある程度覚えるだけで進んで来られましたが、ここからはしっかりとした”理解”を深めていく必要がありますからね。
ここで紹介した以外の本も本屋さんに行けば沢山あるので、ぜひ色々と目を通して自分の相棒となる一冊を選んで頂きたいと思います。
さて、とりあえずこのレベルで必要となってくる『解釈』の話は以上で終わりです。
次回では、そろそろ”演習”に触れていきたいと思います。