英語【〜偏差値60-65編①〜】
こんにちは。
これまでに、英語の偏差値「40台編」「50〜55編」、そして「55−60編」を書きました。
今回は、遂に偏差値65を目指す学習となります。
ここまで来ると、英語に関しては立派な上級者です。
それ故に難易度も急激に上がりますが、受験において最重要である英語を制覇して、志望校合格を目指しましょう。
ここまでの道筋を振り返ってみましょう。
『中学英文法』からスタートし、『高1〜2年』レベルの基礎もしっかりと身につけ、『解釈』も学びました。
それだけの準備をして、偏差値65という壁に立ち向かいます。
正直、このレベルになると今までとは全く違った世界になります。
しかしながら、偏差値65という壁に挑む際に重要なのは『ここから』では無く『ここまで』をしっかりとやってきたか否かです。
確かに、これから学ぶ内容は非常に難しい内容になります。
それをしっかりと理解できるかどうかは『ここまで』が出来ているかどうかがポイントです。
揺るがない土台があるかどうかを確認できるチャンスはここが最後です。
もう一度だけ立ち返り、大きな壁に挑戦しましょう。
さて、偏差値65とは一体どんな世界なのか?
僕は基本的に河合系の偏差値を基準に考えています。
そんな河合の偏差値ランキングを見ると、早大・慶應大の多くの学部もこのゾーンに位置しているのが確認できます。
つまり、このレベルに到達すれば早慶合格も十分視野に入るレベルという事ですね。
裏を返せば、早慶レベルの難易度に挑戦する訳です。
私立大学では日本トップの大学ですから、それは即ち日本トップレベルに自分を持ち上げるという覚悟を持ちましょう。
便宜上『60−65』と一括りにしてしまいましたが、60と65では非常に大きな差があります。
大学で言えば、MARCHと早慶くらいの差ですが、ここには単なるワンステップ以上に大きな壁が存在します。
そこら辺もしっかりと考えながら、自分の必要なレベルにあった学習をしてもらいたいと思います。
効率の良い勉強というものは存在します。
例えば、僕は単語などを暗記する際には記憶の忘却曲線などから考えて、定着しやすい覚え方を行ってきました。
ですので、『勉強は質より量!』といった根性論は大嫌いです。
しかしながら、このレベルの英語を理解するとなった時、最終的に勝負の分かれ目になるのは『今までどれだけの英文を読んできたか』というのは否定できない事実です。
例えば、英語能力ゼロの人が1年間いきなり米国に放り込まれれば、誰にも教わらずともある程度英語は話せるようになります。
言語とは、それにどれだけ多く触れてきたかが非常に重要なのです。
読む能力を身につけた先にいる今は、大前提として量をこなす根性を見せる覚悟を持ちましょう。
さて、以上で導入部は終わりです。
次回からは具体的な学習内容に触れていきます。