偏差値40から早慶へ

偏差値40台から早大に逆転合格した独自の勉強法をまとめたブログ。必要なのは今の偏差値ではなく『強い気持ち』です。

【大学受験】逆転合格のためには1日何時間勉強すべきか

偏差値40台から早大に逆転合格した独自メソッドを提供する『Drinavi.com』リニューアルしました。

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今の偏差値は一切関係なく、逆転合格のために必要なのは『強い気持ち』だけです。

その気持ちを持った人に見ていただいて、勉強の悩みや進路相談など、何かあればお気軽にご連絡ください。

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『何時間勉強しなければいけないか』

受験生からの質問数ランキングとして、ベスト3に入るテーマです。

僕は偏差値30台から70まで成績を伸ばし早大に現役で逆転合格を果たしました。

結果的に受験が成功に終わったから良いものの、その過程では「この勉強時間で大丈夫なのだろうか...」と不安に駆られた記憶があります。

今回は、受験生にとって気になるこの話題について、僕の実体験と、本当に必要な勉強時間を記事にしました。


高校1年生

偏差値40台の高校に入学した僕は、当時流行っていた「モンスターハンター」などにどっぷりハマり、模試では偏差値30台。学内の定期テストでも赤点の連続。追試や補修の常連。

この頃の勉強時間は、『0時間』と言っても過言ではないくらい、本当に全く勉強しませんでした。

高校2年生

進級しても何も変わらず、秋までは全く勉強しない日々で、偏差値は変わらず30台が定位置。

しかし、そんな成績を取りながらも秋に志望校を早稲田大学と定め、そこからの3ヶ月は急にスイッチが入ったかの様に猛勉強を開始します。

具体的には『1日5〜6時間』くらいは集中して勉強し、内容は100%全て英語だけに時間を費やしました。

その結果、3ヶ月で英語の偏差値を38→68まで上昇させることに成功します。

しかし、その結果に慢心してしまったせいか、冬〜高3春までの期間は再び『1日1時間以下』の氷河期が訪れます...。

高校3年生

高校2年生の冬からの失速は止まらず、受験生となった高校3年生でも春〜夏の期間は『1日1〜3時間』くらいの勉強しかできませんでした。

そして迎えた夏休み。

1日10時間の目標を立てながらも、結果は平常時と変わらない『1日2〜3時間』程度。

大失敗の夏休みを過ごすことになります。

しかし、この反省から夏休み明けからセンター試験までは奮起します。

長時間勉強するのが苦手ながらも、平日休日問わず『1日5〜6時間』は集中し、『9月偏差値56』から『11月偏差値64』と、成績が上がりにくい受験前の秋(周りも必死になる為)ながらも急上昇させました。

受験前最後の1ヶ月

センター試験直前には偏差値70を取るようになり、センター試験の結果も上々。

残るはそこから1ヶ月の早大入試までラストスパートの体制でしたが、ここで最後にして最大のスランプに陥ります。

机に向かっても何も集中できない。勉強する気が全く起きない。

センター利用で滑り止め校を確保できた安心感からか、完全に気が抜けてしまったのです。

一番勉強しなければいけない時期に、一番勉強できない。自分に腹が立ったし、とても悔しかった。

この頃は最低限『1日30分』英語を毎日読むくらいしかできず、辛い時期でした。

勉強時間は机に向かった時間ではない

ここまでが僕の受験期の正直な勉強時間です。

もしかしたら、少ないと思われるかもしれません。

しかし、ここで皆さんにしっかり理解して欲しいのは『机に向かった時間=勉強時間』ではないということです。

僕は受験生に『勉強したつもりにならないように』と常々強く警告しています。

机に向かっていても、ボーッとしている時間は勉強時間ではないですし、ある問題でペンが止まり、同じ思考がクルクルすること、これも勉強時間からは除外されるべきです。

これらはむしろ『勉強したつもり』になってしまい、やっていないのにやった満足感だけが蓄積し、とても危険です。

『勉強しているのに成績が伸びない』という人は、自分を見返してみてください。

 

僕は最高でも1日5〜6時間程度の勉強しかしませんでした。

しかし、その中身は99%くらい密度濃く集中し続けた自信が有ります。

集中力を維持し続けるのは本当に大変なので、逆に10時間机に向かおうと思ったら、結局50%くらいしか集中できず、実質は5時間程度という結果になっていたかもしれません。

それならば、5時間ガッツリ集中して、残り5時間は漫画を読んだりゲームをしたりリフレッシュした方がよっぽどプラスの効果に働きます。

だから、僕は『適度な遊び』を推奨しています。

遊ぶことでリフレッシュもできるし、遊んだから頑張ろうというモチベーションの上昇にも繋がる。

勉強が出来る人は、得てしてメリハリを付けるのが上手な人が多いです。

『勉強したつもり』で机に長時間向かわず、本当に勉強出来ている時間がどれくらいなのか、今一度見直してみてください。

結局何時間勉強すれば良いのか

結局のところ、受験生は何時間勉強すべきか。

もちろん理想を述べるなら『10時間』くらいガッツリやれるのがベストです。

ただ、上記したように、重要なのは『本当の意味での勉強時間』です。

そういう意味でも10時間集中し続けられるのであれば、それは本当に素晴らしいですが、人間である以上はそれも難しいので、実質集中し続ける時間でいえば『5〜7時間』くらいが受験生としての理想ではないでしょうか。

もちろん、今のレベルや目指す大学によって大きく変動しますが、これくらいしておけば最低限頑張っている方には入るはずです。

まとめ

受験に成功するのは『遊ばない人』『単に遊ぶ人』ではなく『遊びを上手く受験に活かせる人』です。

人によっては10時間勉強するよりも、5時間に抑えて勉強する方が良い結果に運ぶこともあるかもしれません。

そういったことを考えつつ、自分が最も効果を発揮出来るスタイルを築くことが重要です。

適度な息抜きやリフレッシュで、良き受験ライフを!

偏差値40から早慶に合格した『夏休みの過ごし方』

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僕は偏差値30〜40台から勉強をスタートし、最終的には現役で早稲田大学に入学しました。

いくつかポイントとなった時期はありますが、その中でも7月中旬から8月下旬にかけての『夏休み』は受験生、特に現役生にとっては大きなターニングポイントとなります。

2018年の受験まで残り約半年。

大事な夏休みをどの様に過ごすべきなのか、今回はそれをテーマに記事にしました。

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【オードリー春日】今年の東大受験に挑戦。得ワザによる、その合格可能性は...

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2017年7月13日に放送された日本テレビ系バラエティー『得する人損する人』の企画で、お笑い芸人『オードリー』の春日俊彰さんが東京大学受験に挑戦することが発表されました。

実は、今から17年前の2000年に、大人気バラエティ番組だった電波少年の中で電波少年東大一直線という企画がありました。

当時34歳だったお笑い芸人『坂本ちゃん』が『春野恵子』先生と二人三脚で8ヶ月間毎日10時間の猛勉強の元、東京大学を目指すという企画。

結果は惨敗だったものの、僕も幼いながらも社会現象レベルに盛り上がっていた記憶があります。

そんな番組が行われていた時代に生まれた子どもたちが、受験シーズンを迎える今年。

無謀ともいえるこのチャレンジですが、果たして勝算があるのか、真剣に分析してみました。

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トイレの壁に貼り付け勉強法

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机以外での勉強は、意外と重要な時間になります。

その中でも最も挙げられやすいのは『電車』ですね。

通学時間は人それぞれですが、片道1時間だとすれば、それだけで1日往復2時間が発生します。

1年間続ければ、英単語を全て覚えきれるくらいにはなりますから、無下には出来ない存在です。

ただ、今回は僕が受験生時代に役立った『トイレ勉強法』について記事にします。

地味だけどチリも積もれば山となりますので、是非参考にしてください。

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【大学受験】過去問対策をする事に対しての異議を唱えてみる

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僕は偏差値30台から勉強を始めて、受験直前では偏差値70を取り、現役で早稲田大学に合格しました。

スタート地点が遥かに後ろだったので、周りと同じ勉強をしても追いつくことは有り得ません。

他と違ったことをして、差を縮めなければいけない。

そのため、様々な『受験界の常識』を疑問視し、無視べきところは無視してきました。

今回は受験界で常識の1つである『志望大学の過去問対策』について、異議を唱えてみます。

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