偏差値40から早慶へ

偏差値40台から早大に逆転合格した独自の勉強法をまとめたブログ。必要なのは今の偏差値ではなく『強い気持ち』です。

【オードリー春日】今年の東大受験に挑戦。得ワザによる、その合格可能性は...

偏差値40台から早大に逆転合格した独自メソッドを提供する『Drinavi.com』リニューアルしました。

drinavi.com

今の偏差値は一切関係なく、逆転合格のために必要なのは『強い気持ち』だけです。

その気持ちを持った人に見ていただいて、勉強の悩みや進路相談など、何かあればお気軽にご連絡ください。

------------------------------------------------------------

 

2017年7月13日に放送された日本テレビ系バラエティー『得する人損する人』の企画で、お笑い芸人『オードリー』の春日俊彰さんが東京大学受験に挑戦することが発表されました。

実は、今から17年前の2000年に、大人気バラエティ番組だった電波少年の中で電波少年東大一直線という企画がありました。

当時34歳だったお笑い芸人『坂本ちゃん』が『春野恵子』先生と二人三脚で8ヶ月間毎日10時間の猛勉強の元、東京大学を目指すという企画。

結果は惨敗だったものの、僕も幼いながらも社会現象レベルに盛り上がっていた記憶があります。

そんな番組が行われていた時代に生まれた子どもたちが、受験シーズンを迎える今年。

無謀ともいえるこのチャレンジですが、果たして勝算があるのか、真剣に分析してみました。

春日さんの経歴

オードリーの春日さんは現在38歳。日本大学第二中学校、日本大学第二高等学校中高一貫校を卒業し、そのまま大学は日本大学に進学。商学部に在籍していました。

相方の若林正恭さんとは学生時代からの友人で、個人的に大好きな芸人さんです。

現在はボディビルダーとしてコンテストに出場や、フィンスイミングワールドカップマスターズ大会で銅メダルを獲得するなど、単なるお笑い芸人の枠を超えたエンターテイナーだと思っています。

そんな春日さんが今回は大学受験へのチャレンジ。それも東京大学。結果はどうであれ、非常に楽しみな企画です。

東京大学の学部システム

東京大学『文科1/2/3類』『理科1/2/3類』の計6科類が存在します。

一般的な大学は、法学部や経済学部、工学部や医学部といった学部への入試が行われますが、東大の場合は入学時に学部が決定されないのです。

それぞれの科類に入学した東大生は、1〜2年生の間は一般教養を学ぶ期間教養学部)として学生時代を過ごし、3年生に上がるタイミングで進学振り分け(進振り)というものが行われ、そこから一般的な学部に振り分けられます。

当然、それぞれの科類ごとに進みやすい学部は存在します(例えば理科3類なら医学部が有名ですね)が、大学入学後にいきなり専門分野に囚われず、興味あることを広く学ぶことができる素晴らしい制度ですね。

東京大学に合格するためには...

今回、東大受験にあたって春日さんが文理どちらを選択するかは不明ですが、どちらであっても毎年1月に行われるセンター試験が最初の関門となります。

東京大学にはセンター試験足切りと呼ばれる制度があり、一定の点数を取らないと二次試験(本試験)に進めないのです。

そして、東大受験に必要とされるセンター試験の科目数は実に7〜8科目。2018年1月までに8科目の勉強、それも東大受験生レベルにまでアップさせないといけないのですから、相当厳しい挑戦になりそうです。

無事足切りを通過し、二次試験に駒を進めた場合、文系であれば国語/数学/英語/社会、理系であれば国語/数学/英語/理科を受験することになり、ここで日本最高レベル学力を持つ受験生たちとの勝負となるのです。

逆転合格はできるのか...

さて、そんな今回の企画ですが、その成功可能性は...正直言えば限りなくゼロに近いかと思っています。

というのも、これから半年間全ての時間を受験につぎ込み、諦めない限りは可能性はゼロにはなりませんが、お笑い芸人として大人気の春日さんですので、そういった部分でどうしても厳しい見方をせざるを得ません。

ただ、私立最難関大学である慶應義塾大学』『早稲田大学』(早慶であれば、十分に可能性はあるはずです。

実際、僕は高校3年生9月の段階で『英語がちょっと出来るくらい』『国語と社会はほとんど未着手』の状態から、センター試験直前の模試では偏差値70を取り、早大に現役合格しました。

もちろんそれ相応の努力は必要ですが、自分が経験しているくらいなので、そのノウハウもありますし、不可能ではないはずです。

ましてや春日さんは僕のような一般人とはかけ離れたエネルギーを持っていますからね。

何はともあれ非常に面白い企画ですので、今後の動向に注目したいと思います。