偏差値40から早慶へ

偏差値40台から早大に逆転合格した独自の勉強法をまとめたブログ。必要なのは今の偏差値ではなく『強い気持ち』です。

英語が急激に伸びる瞬間について

こんにちは。

 

々な記事で書いてきましたが、僕は英語の偏差値を3ヶ月で30アップ(38→68)させた経験が有ります。

今回は、その期間で起こった自分の中での変化について書いてみたいと思います。

 

偏差値30からのスタート

 

僕が大学受験に対して初めて意識を芽生えさせた時、三科目全て偏差値30台を取っていました。

そんな状態でも当初から一貫して早大を目指し続けていたので、それに向けて何をすれば良いのか必死に考えました。

そこで、まずは英語の成績を伸ばす事が必須と考え、国語と社会は放置し英語だけに着手する事に。

今となってはこの事が早大合格への大きな要因となったと思います。

 

しかしながら、偏差値30を取った事がある人には分かるかもしれませんが、このレベルというのは英語に対して嫌悪感を抱くのです

ズラズラと並べられた英文に相対すると、それだけで不快な気分になる。

頑張って必死に読もうと努力しても、結局何一つ理解出来ず、増々嫌いになっていく。

この段階を打開出来ずに、結局英語を伸ばす事が出来ない人は大勢いると思います。

 

少しずつ少しずつ...

 

まずは英語に対して身体を慣れさせる作業が必要でした。

そこで、最初に選んだのが”中学英語”

中学英語ですらマトモに読む事はままならなかったのは事実ですが、高校レベルと比べればさすがに読める部分も多々有り、少しずつ英語に対しての嫌悪感を減らして行きました。

そんな感じで1ヶ月程中学〜高校1,2年レベルの英語をやり続けましたが、当然この段階で成績が伸びる訳が有りません。

皆が数年前にやった作業を今更やっているだけであって、追いつくどころか周りの数年前のレベルに辿り着いただけですからね。

それまで勉強に一切触れる事が無かった自分が1ヶ月も勉強しただけでも成長でしたが、それで全く成績が伸びないというのは非常に辛かったです。

結局は仕方ないと割り切って2ヶ月目に突入しました。

 

2ヶ月目の終わりについにその瞬間が

 

2ヶ月目でようやくスタート地点に立ち、大学受験英語の勉強を始める事になります。

今までの高校入試レベルの英語とは段違いの難しさであるのは言うまでも無く、ここで再び挫けそうになりました。

毎日英語だけを勉強しているのに、全く読めるようにならない...自分は頭が悪すぎて一生出来るようにならないのでは無いか、こんな不安の毎日でした。

それでも、必死に毎日英語学習を進めて行くと、初めの内は理解出来なかった内容がハッキリと理解出来ている事に気づき、嬉しくなったものです。

しかしながら、いざ英語の文章に向かうと中々上手く読み進める事が出来ない。

 

そんな2ヶ月目が終わる頃のある日、奇跡の瞬間が訪れます。

この話は自分の英語学習について人に語る時に毎回言っている話ですが、本当にあった話なんです。

その日もいつも通り勉強を終え就寝し、翌日目覚めて勉強を開始しました。

すると、自分の中で”ある違和感”を抱きます。

前日までマトモに読み進められなかった英文が、明らかにそれまでとは比較にならないくらいスラスラ読めるようになっていたのです。

『そんな作り話みたいな事有り得ないでしょ!』と思われてしまうかもしれませんが、本当なんです。

その瞬間のインパクトは今でも印象強く残っています。

 

というか、皆さんもきっと経験が有るはずです。

例えば、寝る前に勉強して中々定着しなかったものが、次の日目覚めたら結構理解出来てるって事有りませんか?

その体験の大きなバージョンと考えてもらえれば良いと思います。

この日以来、一気に英語の力は向上し、そこからの伸びはとんでも無いスピードでした。

 

気づいたら偏差値70に

 

そんな感じで勉強を進め、偏差値38を取ってから3ヶ月経った模試で68を取ることが出来ました。

この経験から言いたいのは、英語が伸びないで悩んでいる人は途中で挫けてしまうパターンが多いので、頑張ってそこを乗り越えて欲しい、という事です。

英語の勉強し始めは、全く成長が実感出来ずに『自分には才能が...』とか思ってしまいがちです。

しかし、英語はある程度学習を進めるまでは全く伸びません。

それは誰であっても同じです。

そこを乗り越えた時になって初めて実感出来るほどの成長の波がやって来ます。

 

この事を忘れずに、挫けずに頑張って欲しいと思います。