受験生は学歴厨であれ
こんにちは。
『学歴厨』という言葉、1度は耳にしたことがある人も多いのでは無いでしょうか?
この言葉は、「学歴」に強く拘るといった考えを持つ人に充てられるものですが、一般的にはマイナスなイメージの言葉です。
それでも、僕はこう言いたい。
『受験生は学歴厨であれ』と。
『学歴社会は崩れた』
こんな言葉をよく耳にします。
昔の日本では、良い大学に入れば高いステータスを得ることができて、それだけで社会が評価してくれ、良い企業に入れる。
しかし、今は違う。
そういった名目上のステータスを得ることよりも、個々の能力を評価される時代になった。
こういった考えが世に広まりつつあることから、上記した『学歴社会の崩壊』という言葉に繋がるんですね。
確かに、この考えは素晴らしいものだと思います。
実際、非有名大に通っていたり、そこを卒業した人だったりで「優秀だな〜」と思える人を僕自身たくさん見てきました。
しかしながら、受験生の段階でそんな事を気にする必要なんて全く無いと思うんです。
日本の大学のトップと言えば、間違いなく東京大学でしょう。
では、なぜトップなのか?
それは、東京大学が残してきた功績が他の大学より優れているからです。
東大を出た人間は、文理問わず偉大な功績を沢山残しています。
それが評価されているから、東京大学は日本のトップと呼ばれるんです。
でも、受験生がそんな事を考える必要は無いと思うんです。
受験生からすれば「偏差値が1番高いからトップだ」で何も間違っていない。
大学にも入る前の段階で、研究だの何だの聞いてもぶっちゃけよくわからないじゃないですか。
少なくとも、自分の大学受験が終わる2月とか3月くらいまで、ずっとこの考えでいいんです。
大学受験が終わり、いざこれから大学生としてステップアップする段階になった時に「東大は〜〜〜だから評価されているんだなあ」と知れば良いんです。
それまでは、基本的に偏差値が高い大学を目指していて何も問題は無いのです。
『どこの大学に行っても、重要なのは入ってからの頑張り次第』
こんな言葉を言う人がいます。
確かに、入学した後にそのセリフを言うのは何も間違っていません。
しかし、大学受験をする段階でこんな言葉に耳を傾ける必要性はゼロです。
というか、そんな事を受験生の内に考えるくらいなら、そもそも大学に行かずに働けば良いんじゃないですか?
こんな事を書くと『しっかりと自分のやりたい事を考え、やりたい事をできる大学を探してそこに行くべきだ!そういう考えが無いから日本の大学はウンタラカンタラ』とか言う人が出てきそうですが、17、18歳くらいで「これからの人生で〜〜がやりたいから、その為に◯◯大学に行きたい!」なんて具体的に決めさせる方が酷だと思うんですよね。
そもそも、偏差値の高い大学に行っておいて損な事はどんなに探しても1つもありません。
入ってからやりたい事なんていくらでも見つけられるし、変えられます。
だったら、良いところ行っておいたほうがいいじゃないですか。
さて、『学歴厨であれ』なんてタイトルにしてしまったので、叩かれないか恐いです...笑
しかし、『学歴社会は崩れた』なんて言っても、良い大学に通えば社会的にプラスの評価をされる時代というのは何ら変わっていません。
だったら、まだ大学を選ぶ段階の受験生はとりあえず良い所に行っておいて損はないんだし、行けるように頑張ろうって事です。
最後に、ドラマ化もされた人気漫画『ドラゴン桜』からのワンフレーズで締めたいと思います。
『バカとブスこそ、東大へ行け!』
注:僕は東大生ではありません笑