偏差値40から早慶へ

偏差値40台から早大に逆転合格した独自の勉強法をまとめたブログ。必要なのは今の偏差値ではなく『強い気持ち』です。

【合格体験記】僕が早大に行くまで⑦

前回の続き

 

9月に受けた模試から2ヶ月、果たして結果は...

 

勝負の時

 

受験生にとって山場である”夏”を納得の行く過ごし方が出来なかった反省から、9月〜11月は奮起しました。

目標としては、9月に受けた模試での偏差値56から65への約10アップ。

1科目ならまだしも、3科目の総合成績を2ヶ月でこれだけ伸ばすのは容易ではありません。

しかしながら、量より質を常に意識し、多いとは言えない勉強時間ながらも集中して必死に取り組みました。

そして、遂に9月に受けたベネ駿マーク模試から2ヶ月、11月のベネ駿マーク模試の時がやって来ました。

 

果たして結果は...

 

試験中、明らかに手応えの変化を感じていました。

今までは、国語であれば現代文は勘頼み、古文漢文は何一つ意味不明。

社会であれば、一般常識で解ける問題以外は全く解答不能。

つまり、問題を解くという感覚すらしていない位でした。

それが2ヶ月の勉強を経て一転し、まだまだ不完全ではあったものの、しっかりと問題に立ち向かえている感覚をハッキリと持てていたのです。

英語に関しては元々ある程度得意でしたが、それに磨きを掛けてしっかりと全て根拠を持っての解答が出来ました。

 

そして、試験終了後、自己採点の時がやって来ます。

ドキドキしながらも採点すると...2ヶ月前からは考えられない程の点数を得る事が出来たのです。

 

2ヶ月の成果

 

少し話は飛びますが、約1ヵ月後に結果が帰ってきました。

結果としては、9月の模試での56.6から64.6へ、8ポイントのアップに成功したのです。

 

受験直前は当然ながら誰しもが一番必死に勉強する時期です。

そんな時期に、2ヶ月で約10ポイントの上昇に成功した事は、純粋に喜びを感じると同時に早大合格を初めて現実的に意識させてくれました。

  

いざ、センター試験へ

 

その後も焦る事無く、かと言って油断もせずに着実に勉強を続けました。

大晦日には家族でテレビも見ましたし、元旦はほとんど勉強せず休養を取りました。

僕は長時間の集中は苦手でしたし、息抜きは重要と考えていたので、『1日10時間以上!』といった受験生とは対極的に、ある意味ノホホンとしていましたが、毎日4〜5時間ながらもその時間は極限まで集中した勉強を行っていたと思います。

 

そんな感じで時は過ぎ、いよいよセンター試験が近づいて来ました。

この時には、英語・社会は偏差値70、国語は60〜65くらいを確実に取れるくらいまでの成績に伸びていました。

9月に受けたベネ駿模試で偏差値55を取っていた時から、約4ヶ月の結果です。

だからこそ、今がどんな成績の人でも、最後まで諦めないで欲しい。

 

そして、遂にセンター試験まで後3日と迫った日、ある辛い出来事が起きる事となります。

 

続く