偏差値40から早慶へ

偏差値40台から早大に逆転合格した独自の勉強法をまとめたブログ。必要なのは今の偏差値ではなく『強い気持ち』です。

【合格体験記】僕が早大に行くまで⑤

前回の続き

 

受験生にとって山場である”夏休み”を迎えます。

 

天王山の夏

 

結局なあなあに高3の春〜夏にかけての時期を過ごしてしまい、そろそろ焦りを感じ始めているのも事実でした。

実際、この時期の成績は英語こそ65くらいはあったものの、社会科目は少し手を付けた程度、国語に関しては何もやっておらず、模試では古文・漢文0点なんてザラでした。

『早稲田は英語だけでは受からないんだよ?』

なんて周りからバカにされても気にしていないつもりでしたが、さすがに周りの言う通りでは...と思わずにはいられない状況です。

 

そして、いよいよ夏休みを迎えます。

この時期には部活も引退していて、いよいよ受験に対して本腰を入れ始める体制となっていました。

”夏を制する者は受験を制す”なんて言われていますが、確かに現役生にとって夏休みは自由に時間が使える数少ない時期です。

約1ヶ月間をどの様に使うか...これが半年後の受験に大きく影響するのは、さすがにそれまでサボりがちだった僕でも痛感していました。

 

夏休みの目標

 

夏休みが始まる前日、とりあえずそこから約1ヶ月間の夏休みをどの様に過ごすかの計画を立てました。

まず、一番分かり易いのが”勉強時間”ですね。

それまでは毎日1〜3時間位しか集中して勉強出来なかった事を反省して、”1日10時間”という目標を課すことにしました。

次に、具体的な成績目標

こちらは、夏休み明けの9月にある模試で英語70・国語65・社会65(当時は総合55程度)という目標を打ち立てました。

正直厳しいとは分かっていましたが...目標は高い方がやる気が出ますしね。

そんな決意の元、いざ夏休みを迎えるのでありました。

 

辛い夏休み

 

さて、大きな目標を掲げて挑んだ夏休みをどの様に過ごせたのか...。

結果から言うと、ボロボロでした。

予定では毎日10時間の勉強をするはずだったものの、実際には平均して2〜3時間程度。

それどころか、最高でも6時間くらいが限界で、10時間勉強出来た日は1日も無いという有様でした。

結局、2〜3時間程度で国語・社会をやっている余裕は無く、今までと変わらずほとんど英語に手をつけただけで夏は終わってしまったのです。

 

僕はこの時期に日記を書いていて、先日自分の部屋を整理している時にふとそれを発見しました。

読んでみると、『今日は1分も勉強できなかった...』とか『やらなくちゃと頭では分かっているのに、身体が動かない。本当に辛い』といった内容ばかりが書いてあり、苦しんでいる姿が想像できます。

 

受験生であれば、勉強をしなければいけないのは当たり前です。

そんな事は誰だって分かっています。

しかし、分かっていても身体が動かない...甘えの様に聞こえますが、そういった事があるのもまた事実です。

恐らく、当時の僕と同じ様に苦しんでいる受験生は日本中にいると思います。

話がズレてしまいましたが、そんな人の為にこのブログが少しでも役に立てば良いな、という気持ちでブログ設立に至ったものです。

 

秋がスタート

 

さて、そんな感じで夏休みを過ごしてしまい、いよいよ9月に模試を受ける事になります。

本来ならばここで夏休みの成果を発揮する訳ですが、夏休みにほとんど成長出来なかった僕としては憂鬱な気持ちでしかありませんでした...。

 

続く

(8月29日:次回は後日更新します)