偏差値40から早慶へ

偏差値40台から早大に逆転合格した独自の勉強法をまとめたブログ。必要なのは今の偏差値ではなく『強い気持ち』です。

【模試画像有り】現役時代9月から11月にかけての成績の推移を書いてみる

先日、実家に帰って受験時代の記録を見返していたところ、模試の結果が出てきました。

全てが残っていたわけではありませんが高校3年生の『9月』『11月』に受けた模試の結果があったので、画像と共にその時期に起きた話を記事にします。

この時期は逆転合格に向けて、大きな前進をした時期でした。

 

9月までの推移

僕は早大への逆転合格を目指して偏差値40台から勉強を開始しました。

早大へ合格するためには、受験科目である国語/英語/社会を満遍なく偏差値70近くまで上げなくてはいけません。

ただ、僕はまず英語だけに着手し、国語と社会は高3の夏の時点で殆ど手付かずの状態でした。

実際、高校3年生の夏休みにあった模試では、古文漢文で奇跡の0点を取った記憶もあります。

高3年生9月の模試結果

さて、そんな僕が高校3年生9月に受けた模試の結果が下記の通りです。 

f:id:odonashi:20140824202512j:plain

国語 50.5 英語 64.1 政治経済 50.9 総合 56.6

これは、ベネッセと駿台予備校が共同で行う『ベネッセ・駿台マーク模試(通称ベネ駿)』という模試の結果です。

ちなみに、こちらのベネ駿は受験者数がとても多い分、数多ある模試の中でも高い偏差値が出やすい模試として知られております。

有名な全統模試河合塾と比較するなら、偏差値マイナス5くらいになると想像していただければ分かりやすいです。  

そんな当時の僕ですが、英語だけはなんとかイイ感じなものの、国語と政経に関しては共に偏差値50。

厳しいことを言うと、マーク模試で40〜50の範囲というのは、当日の運だけでブレてしまうレベルです。

適当に選んだマークが2〜3問当たればそれだけで50を超えますし、それが運悪く外れれば40になる。

模試で本当に実力が反映されるのは55を超えた辺りからです。

つまり、マーク模試、それもベネ駿で偏差値50というのは最早参考外と考えていました。

合格体験記でも書いた通り、僕は夏休みの過ごし方に失敗をしてしまい、更に模試での結果で現実を叩きつけられたことにより、早稲田大学逆転合格に向けて、9月から猛勉強をスタートします。

※合格体験記

高3年生11月の模試結果

9月の模試で辛い現実を叩きつけられた僕は、9月〜11月の間に猛勉強をしました。

ここで頑張らなければ、絶対に合格は不可能だ。自分に強く言い聞かせ、とにかく頑張りました。

当然ながら、この時期は全国の受験生が頑張る時期です。

つまり、差が詰まりにくい。 元々出来る人たちが更に出来るようになるべく必死になる時期ですから、出来ない自分が追いつく為にはそれ以上の何かが必要でした。

そのため、独自の効率的な勉強方法を意識し、逆転に向けてもガムシャラになった結果...

f:id:odonashi:20140824203151j:plain

国語 57.0 英語 66.7 社会 63.8 総合 64.6(前回から+8.0)

差が詰まりにくいこの時期、しかもたった2ヶ月で、実に偏差値10近く向上させることに成功したのです。

特に、9月の段階では全く着手していなかった国語(57)と政治経済(63)でそれなりの点数を取れたことは、早大逆転に向けて大きな前進でした。

偏差値10近くを2ヶ月で上げるということは、2〜3ランクは上の大学に行けるようになった、ということです。

この時期のお陰で、最終的に早稲田大学に現役合格を果たすことになります。

必要なのは、諦めない気持ち

偏差値40から50は、上記した通り運次第で大きくブレてしまう範囲です。

偏差値55までだったら、本気でやれば3科目でも1ヶ月あれば伸ばせると考えています。

ただ、55から上は話が変わります。 急激に実力者達が集うゾーンに突入するので、そう簡単には差が詰まりにくくなるのです。

それでも、僕は受験直前期の9月〜11月の2ヶ月で、偏差値55から65まで上げることが出来ました。

僕が特別なわけではなく、誰であっても、効率の良い勉強と『諦めない強い気持ち』さえあれば、逆転は可能なんです。

最後の最後まで、強い気持ちを持って受験に挑みましょう。