偏差値40から早慶へ

偏差値40台から早大に逆転合格した独自の勉強法をまとめたブログ。必要なのは今の偏差値ではなく『強い気持ち』です。

【大学受験】過去問対策をする事に対しての異議を唱えてみる

偏差値40台から早大に逆転合格した独自メソッドを提供する『Drinavi.com』リニューアルしました。

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僕は偏差値30台から勉強を始めて、受験直前では偏差値70を取り、現役で早稲田大学に合格しました。

スタート地点が遥かに後ろだったので、周りと同じ勉強をしても追いつくことは有り得ません。

他と違ったことをして、差を縮めなければいけない。

そのため、様々な『受験界の常識』を疑問視し、無視べきところは無視してきました。

今回は受験界で常識の1つである『志望大学の過去問対策』について、異議を唱えてみます。

 

常識に囚われない

僕は逆転合格を目指す立場だったので『受験界で当然』と考えられていることを信じ続けず、自分に適するかどうかを常に考えながら勉強していました。

つまり『常識に囚われない』勉強法を自ら編み出し、それを信じ続けたのです。

結果的に合格出来たことで、それらが間違っていなかったと証明したことになります。

 

そして、そういった常識の1つが、今回テーマにした『過去問対策』への異議です。

僕は第一志望を早稲田大学としていましたが『過去問(赤本)』を買ったこともないですし、制限時間を設けて解いたこともありませんでした。

結局それでも合格したということは、一般的に絶対必要とされている『過去問対策』は必要ないのかもしれない。

ただ、この件に関しては、本当に正しいか確信を持てないのも事実です。

時間に余裕があるならやった方が良いのは間違いないし、あくまで逆転合格を目指していた=時間に限りがある状況下でのことです。

そういった前提の元で、今回の記事を読んでいただければ幸いです。

過去問演習について

もっと詳しく僕の過去問との向き合い方を書いてみます。

まず、センター過去問(赤本)の英語と国語に関しては、バリバリ解きまくりました。

英語の大問6(長文)は過去年度全てやりきりましたし、国語もそうです。

ただ、これは過去問対策をするつもりは一切無くセンター試験は良問』と感じていたので、単なる問題集という感覚で使用しました。

ですので、例えば『センター英語は大問◯から解いた方が効率が良い』といったテクニック論は全く知らないですし、本番も大問1から解くことしか考えていませんでした。

また、あくまで単なる問題集としか捉えていなかったので、それに適さない箇所も解いていません(英語であれば大問1〜5)。

 

また、私大入試に関しては、滑り止めとしてGMARCHを受験し、中央大学法学部や立教大学経済学部、青山学院大学国際政治経済学部などに合格しました。

それらに関しては最低限形式を知ろうと『試験前日』に本屋さんでパラパラと10分くらい読んだだけで、ほとんどぶっつけ本番です。

 

最後に、第一志望であった早稲田大学ですが、それですら対策らしい勉強は殆どしませんでした。

『早稲田の英語』や『早稲田の国語』といった全学部の過去問の中から良問が断片的に抽出された問題集は使用しましたが、これも対策といった意味合いではなく、難易度が高い問題集を解くという意識。

上記しましたが、赤本を制限時間内で解いたことはほとんどありませんでしたし、第一志望の政治経済学部を1〜2年見たかな、という程度です。

学部によっては全く知らずに受けたところすらあります。

それでも結局早稲田大学でいえば『政治経済学部』『法学部』『商学部』『教育学部』に合格しているので、僕は過去問対策にそこまでの意味を見出だせないのです。

なぜ過去問対策をしなかったか

過去問対策をしなかった大きな理由は『他にやることがあったから』です。

僕は『効率的な勉強』を常に意識していました。

逆転合格するためには、人と同じ時間に同じ勉強をしていても絶対に追いつきません。

そこで、僕は過去問を見るよりもどんな問題にでも対応出来るような地力を鍛えることに尽力しました。

それがあれば、対策に時間を割く必要はないと思ったから。

 

また、過去問演習に臨む人は、既にその問題を解けるレベルがあってこそです。

『過去問を解いて傾向を知らないといけない』と偏差値50の人が偏差値60の大学の過去問を解いても、それは全くプラスになりません。

つまり、ケースバイケースなんです。

過去問対策は『した方が良い』

ここまで書いておきながら『過去問対策はした方が良い』のは間違いないです。

ただ、注意して欲しいのは『解く余裕があるなら』という前置きの元です。

上にも書きましたが、偏差値50しかないのに偏差値60の大学の過去問演習をするのは効率が悪い。

こういうケースでは、しない方が良い。

例えば高校3年生春の時点で偏差値70を取っていれば、受験まで余裕のあるスケジュールが組めますので、そうであるならした方が良い。

 

今の自分に必要な勉強を考えて、それを組み立てることが逆転合格には必須です。

『適材適所』を怠らずに、しっかりと成績を上げるロジックを考えましょう。